「あんまり考え過ぎると、老けるぞ?」 オレはイタズラっぽく呟いた。 「なっ……!!」 ガタッ!! それを聞くとナツミは、突然イスからち上がった。 ざわっ……。 再び、店中の視線がこちらに集まる。 「あたし、そんな簡単に老けないからっ!!」 「………」 あまりにも突然の事だったので、オレは全くリアクションが取れなかった。 「勝手にお婆ちゃんにしないでよっ!!」 「はぁ……」 呆気(あっけ)に取られたオレは、それしか言葉が出てこなかった。