「挟む?」 「うごっ!!」 気がついたら、オレの背後にナツミは立っていた。 雑誌に集中していたせいか、いつ戻って来ていたのか分からなかった。 「挟むって、何を?」 ナツミはオレの顔を見ながら、静かに椅子に腰を掛けた。 うーむ、空気が重い。 「あ、いや、別に……」 オレは、こう言うツッコミにはとことん弱い。 どーも、上手い言葉が返せないのだ。