ピ~ヒャララララピッピー!!!!!
突然、ナツミの携帯からアラーム音が鳴った。
「あっ!!」
バターン!!
ナツミは声を上げ、慌ててバスルームから飛び出した。
P…
「ご、ご、ゴメン!!」
「ナツミ」
「?」
オレはバスタオルを、ナツミの肩に優しく掛けた。
「せめてこれくらい、巻いてこい」
「え? ……ああああっ!!」
慌ててナツミはバスルームに戻った。
「ご、ゴメンね! 本当に!!」
バターン!!
「人ん家のドアなんだから、もう少し静かに閉めろよな……」
「♪~」
オレの言葉は、きっとナツミには届いていないのだろう。
再びバスルームからは、シャワーの音と鼻歌が聞こえ始めた。


