オレの破裂と15分前




オレは公園の草むらに寝っ転がり、しばし考えた。



『アイツは一体、何が言いたかったんだ?』




やはりオレには、観覧車でナツミが何を言いたかったのか分からない。




『オレたち、出会わない方が良かったのか……?』


『会社まで休んでまで。バカだろあいつ』


『まさか、これがキッカケで会社を辞めないよな?』



グチャグチャと頭の中に、負の想いが浮かんでは消える。



『そんなに別れたきゃ、ストレートに言えよ。こんな事にならずに済んだのに』




そして、色々考えた結果、ようやく結論が出た。





ストレートに言える訳が無い。アイツの性格を考えると、あんな言い方になるのか。


しかし、別れるなら別れるで、もう少しちゃんと別れたかったとも思う。





「ナツミ……」




高い空を見上げ、アイツの名前をポツリと呟いた。