オレの破裂と15分前



「そうだ! 携帯!!」



カパッ!




オレは慌てて携帯を取り出し、ナツミの番号に発信した。




P……………




『この番号は、電波の届かない場所にあるか、電源が入っていないため……』


「あ……」




ヒュルルルル~


ドーン!!


パラパラパラ……



時刻は8時となり、園内には花火が次々と上がる。



「綺麗ね~。ボクちゃん、見える?」


「すごーい! パパ、写真撮ってよ、写真!!」


「ハハハ。慌てなくても大丈夫だよ。花火は逃げやしないから」



近くから、幸せそうな家族の声が聞こえる。




ヒュルルルル~


ドーン!!


パラパラパラ……



そんな中、オレは自分の言った事を激しく後悔していた。



「オレが切っとけって、言ったんだ……」



カシャン!



オレは携帯を地面に投げ捨て、その場にしゃがみ込んだ。