誰もいない店の路地裏で、ナツミの足はピタッと止まった。 「おい、何なんだよこんな所で。オレを取って食おうってのか?」 「違うよ……」 この重い雰囲気に耐えきれず、茶化してみたがムダな様だ。 「ねぇ……」 ナツミの目は、何か思い詰めた様な表情をしていた。