オレの破裂と15分前



チーン………



エレベーターの扉が開いた。




「うわぁ……」




初めて見るホテルの廊下に、ナツミは感激している様子だ。



「凄~い! 何か、薄暗いんだね?」


「そう言うモンだよ」



ナツミはまるで社会見学に来た子供の様に、とても落ち着きがなかった。



あーあ。そんなに走ったら……



ガーン!!


「いったーい!!」



やっぱり、ホテルの壁に頭をぶつけやがった。



「うう……」



頭を抱えながら、しゃがみ込むナツミ。



ギュッ!


オレは、ナツミの手を握りしめた。



「行くぞ」


「うん……」



オレとナツミは、部屋へと向かった。