バッ!! 「スマン……」 オレは、ナツミに深々と頭を下げた。 「どうしたの? いきなり」 「オレ、ナツミの事をちゃんと考えていなかった」 「え? 何が?」 「ナツミの気持ちを無視して、自分の気持ちだけ押しつけていた」 「……」 「本当に、スマン」 オレは頭を上げ、ナツミの顔に目線を移した。 「いいよそんなの。全然気にしてないから」 ナツミは、優しく微笑みながら答えた。