ザアアアアアアア…… 店の外に出ると、空はどしゃ降りの雨になっていた。 「クソッ!」 カパッ!! オレはずぶ濡れのまま、ポケットから携帯を取り出した。 ナツミの番号に発信する。こうなれば、当たって砕けろだ。 左手に握りしめた携帯が、汗とともにすべり落ちそうだった。