「あ~、ごっそさん!!」 ガタッ そう言うと森本先輩は、椅子から立ち上がった。 「ちゃんと彼女のハート、捕まえておくんだよ。これは命令だから。じゃ」 森本先輩はクルリと背中を向けて、店を出ていった。 「そうか……」 アイツに死ぬほどバカバカ言ってたけど、本当の馬鹿は、オレだったんだな。 情けねぇなぁ……。