オレの破裂と15分前



「最初SEXしようとして……。確か彼女は、それを受け入れようとしたんだよね?」


「ええ」


「それを些細な事で、キミが拒否をしたと」


「そ、そうですけど……」



些細な事じゃない、と思ったが言わなかった。



「じゃあ彼女は、それがトラウマになってるね」


「え?」




森本先輩は、さらに酒をグイと飲み干した。




「いざヤろうと思っても、そりゃ怖いよ。心のどっかで、キミに否定されるんじゃないかって思うから」


「あ……」


「だから、何も言い出せない。ま、そんな所じゃない?」


「………」




そうか。



ナツミはその辺の事を何も言ってこないので、まるで気がつかなかった。



本当、素直じゃねぇ女だよ。