オレの破裂と15分前



「も、森本先輩!!」



間違いない。演劇部の森本先輩だ。


随分と大人の雰囲気になったが、特徴的な長いポニーテールは、高校時代のままだ。



「覚えててくれたのね。お姉さん、嬉しいなぁ~♪」



フッ……




森本先輩は、オレの耳に息を吹きかけた。




「うっ……。や、止めて下さい……」


「ふふふっ、相変わらず、敏感ねぇ~♪」


「か、からかわないで下さいよ!!」


「おーおー。顔を真っ赤にしちゃって。トシユキって、やっぱ面白いわ」


「う………」



どーもこの先輩には、頭が上がらない。昔から何を言っても、彼女の手のひらで転がされている感じだ。