ゴロゴロゴロ…… 外に出ると、小雨の空からは雷鳴が鳴っていた。 オレはブラブラと、駅の方角へと歩き始めた。 「………」 しかし、何かが引っかかる。 オレはナツミの事を、本当に愛していたのだろうか? 身体の関係が持てなかったから、終わるしかなかったのか? 違う。 オレが欲しいのは、身体だけじゃねぇ。 ナツミの心も体も、全部だ。 それが一つも手に入らないから、イライラしただけなんだ……。