「………へ?」
「入るならさっさと入れ。こっちは…っ」
片桐くんはいきなり言葉を詰まらせて、ガクッと地にひざをついた。
「か、片桐くん!?大丈夫!!?」
「つっ……ああ、大丈夫だか…ら…」
大丈夫だと言っても、片桐くんの表情は大丈夫と言って良い人の顔じゃない。
私はすかさず片桐くんの体に手を回し、なんとか片桐くんを支える。
「たち…ばな…?」
「しっかりつかまっててね!えと…片桐くんの部屋は……」
「ああ、二階の…端」
「うん、分かった!!」
うんと体に力を入れて、なんとか片桐くんを二階の部屋まで連れて行く。
そして扉を開けて、ベッドに片桐くんを腰掛けさせる。
「大丈夫?」
「ん?…あ……」



