「な―――っ!?」
「ああ、何か聞いたことありますそれー」
私は普通の反応だが、片桐くんは顔を真っ赤にしてミサキさんを見ている。
「お前、買うときはそんなこと一言も―――っ!!」
「だって巧、このこと言ったら買わなかったでしょお?」
「当たり前だ!!」
片桐くんの大声が、私たち以外誰もいない廊下に響いていく。
「何で怒ってるの片桐くん?」
「怒ってるわけじゃ…ただ、意味深過ぎないか?その指輪…」
「何言ってるの片桐くん!!こんな指輪が無くても、私は永久の愛を片桐くんに捧げてるよ?」
「橘、おま―――っ!?」
「やーん!やっぱり可愛い美羽ちゃん!!こんな妹が欲しい〜っ!!」
「あ、あう…ミサキさ、苦し…っ」



