「………」
今日は、待ちに待った私の誕生日だったりする。
だけど私は元気も無く、ただただボーっとしているだけだったりもする。
「……片桐く〜ん」
この名前を呟くたびに、どんどんどんどん気持ちが沈んで……
「………はあぁ」
今は放課後。
普通なら、キャッキャ言いながら剣道場に向かっている時間である。
でも………
「……また、片桐くんはあの美人さんとデートでもしてるのかなあ…」
「……はあ」と、またため息が口から零れる。
片桐くんとあの女の人の関係が気になって、気になって、気にな……
「う…ひ…っぐ…」



