「じゃあな橘。今日は剣道場には来るなよ!!」 「ちょ、片桐く…っ!?」 そしてそのまま片桐くんは階段を下りて、姿を消した。 「………片桐くん」 熱くなった目頭を擦り、必死に考えないようにする。 もしかしたら片桐くんの好きな人かも?とか、もしかしたら片桐くんの彼女…… 「違うよ…ね?」 違うよ。きっと、違う―――…