いきなり目の前から、スラッと美人の女の人が現れた。
そして片桐くんの名前を呼び、タタタッと近付いてくる。
「ねえ巧。良いお店が見つかったんだけど…」
「あー、今はちょっとその話しは……」
「お店?」
何だろう…凄く、気になる。
「ん、分かったわ。じゃあ、また明日ね!!」
そう言ってその女の人は、手を振って離れて行った。
お店?また明日??それに“巧”って……
「片桐くん、今の人は―――」
今の女の人のことを根ほり葉ほり聞こうと片桐くんの方を見たら、もうそこには片桐くんはいなかった。
「あれ?あ、ちょっと片桐くん!?」



