【完】好きです片桐くん!!




それから片桐くんにタオルを渡し、冷め切ったパーティーをなんとか盛り上げようとするのだが…


「うわ!?橘、これ塩じゃなくて砂糖!!」

「ええっ!?」

「橘!てめ…服に料理こぼしてんじゃねえよ!!」

「ご、ごめんなさいっ!!」


それからことごとく失敗が続き、終いには…


「俺、帰るわ」

「ああ、俺もー」

「じゃあ俺も」

「え!?み、みんな…」


ゾロゾロと、剣道部員たちは玄関に向かって歩いていく。

だが私はそれを止めることも出来ずに、ただただ見つめることしか出来ない。


「―――っ…」


私のせいだもん…仕方ないよ…。