【完】好きです片桐くん!!




「な、ななな何で片桐くんがここにいるの!?試合は!?もう終わったのっ!?」


身を乗り出し、片桐くんにすがりつきながら返事を待つ。


「落ち着け橘!」

「で、でもでも…」


ウルッと、涙が出てくるのが分かる。

そんな私を、片桐くんは呆れたように頭を撫でてくれた。


「大丈夫だから。試合は、南条先輩にかわってもらったから」

「ふぇ?」


南条…先輩?


「な、なんでなんで?なんで試合に出なかったの??」

「“なんで”が多すぎんだよ。とにかく落ち着け。な?」

「片桐…く…っ」


片桐くんの大きな手が、私の長い髪をスッとといていく。

ひゃう…は、恥ずかしいよぉ…


「あ、あの…っ」

「あ、美羽ちゃん目が覚めたの??」