高遠くんはそう言葉を言い残して、姿を消した。 意味が分からない言葉が交差され、頭の中がメチャクチャになっていく。 でもただ一つ分かることは… 「……もう、剣道場には行けないよ」 私はそう呟いて、重たい足をゆっくり動かし出した。 そしてそのまま、家に帰る。 「……片桐くん」 もう…会えないのかなあ? 私はそんなことを思いながら、「ただいま…」と言って自分の家の玄関の扉を開けた。 「あら、美羽おかえりなさい」 「あ、お母様…」