「は……?」 「私のこと、好きじゃないから…そんなこと言うの?」 「なに言って…」 「じゃあ、じゃあ何で私の気持ちに答えてくれないの!?」 「たち…ばな?」 思い募っていた気持ちが一気に破裂して、おもわず声が大きくなってしまう。 「片桐くんは、私の気持ちに答えずに…キスしようとした」 「………」 「そんなの、ダメだよ。そんな片桐くん…私」 「……嫌いなら、嫌いでいいよ」 ザアアッと、木々が揺れる。 「え……?」 「嫌いなら嫌いでいい。だから剣道部は辞めろ。今すぐだ」