「ひゃ…うん…」 ピクリと、おもわず体が反応してしまう。 「―――つっ」 「へ…?」 視界が回ったと思ったら、目の前には片桐くんの顔があった。 「………先輩」 「あーはいはい。分かりましたよ。つい美羽ちゃんが可愛くてね」 そう言って南条先輩は、ペロッと可愛らしく舌を出す。 そんな先輩にまた片桐くんは睨みを利かせ、「はぁ」とため息をついた。 「とにかく、橘は合宿には来るな」 「何でよおおお!?」 「剣道部員でも何でもないのに、連れて行くわけ……」 「じゃあ、私…剣道部に入るっ!!!」