テトテトと歩きながら、何故か片桐くんは黙り込んでしまった。
片桐くんの顔色を伺うも、何を考えているのかがまったく分からない。
「片桐くん?」
「………軽い気持ちで、そんなこと言うなよ」
「………え?」
ドクリと心臓が脈打ち、片桐くんと繋いでる手に嫌な汗が滲む。
軽い…気持ち?
「わ、私…軽い気持ちでこんなこと言わないよ!?」
「じゃあ、せめて人の迷惑考えろよ」
「片桐くんは…迷惑、なの?」
「前から何度も言ってるだろ。お前の好意の表し方は異常なんだよ」
そう言って片桐くんは、「はあ…」と深いため息をついた。



