【完】好きです片桐くん!!




「ふぇ…?」

「ここには来るな。そう…言わなかったか俺?」


片桐くんの冷たい言葉に、ビクリと体が強張る。

そしてソ…ッと目を開けてみると、片桐くんはやはり怖い顔をしていた。


「あ、あの…お着替え中に入ってきたのは謝るから…その…っ」

「そんな事を、聞いてるんじゃない」


片桐くんはそう言って、顔を徐々に徐々に私に近付けてくる。


「片桐く…っ、せめて上着…着て?」

「面倒。橘を叱る方が先」

「わ、私今から怒られるの!?」

「あたり前だ!ここには来るなと言ったのに、何でお前は…」


はあぁ〜っと深いため息をつきながら、片桐くんはうなだれる。

そして眉間にシワを寄せ、フイッと私に顔を向けた。


「あ、あの…っ」