【完】好きです片桐くん!!




片桐くんは目を細めて、南条先輩を睨み付ける。

そしたら先輩は「仕方ないなぁ…」と言って、私をパッと離した。


「でも本当に、試合には来ない方がいいよ美羽ちゃん。試合は明後日だし、無理しない方がいいよ」

「そ、それもそうだけど…でもぉ…っ」


片桐くんを応援したいし、片桐くんの試合してる姿…凄く見たい…。


「………っ」

「泣きそうな顔しても、ダメなものはダメだからな」


片桐くんはそう言ってため息をついて、私に背を向けて歩き出した。

もういいもん。私、決めたもん。


―――片桐くんが来るなって言っても、絶対に行くもん!!