チタパタと、出来るだけ大きく手を振る。 「あ…の…っ」 「ほら」 「へ…?」 片桐くんはグイッと、私にハンカチと消毒液を渡してきた。 「南条先輩用。また、何かされるかもしれないから…な」 片桐くんはそう言って、フイッと私から目を逸らした。 そしてそのまま、私の横に腰をかける。 「片桐くん?」 「………」 片桐くんは私の肩に腕を回し、そのまま私の体を引き寄せた。 む、むおおおお!!? 「か、かか片桐…くっ」