「な、なに?」
「………」
片桐くんは無言のまま、ポケットの中をゴソゴソと探っている。
そして出したものは……消毒液。
「消毒液??」
「買い物袋の中からこれだけ取っといた」
そして「ハンカチかせ」と片桐くんは言って、私は言われたとおり片桐くんハンカチを渡す。
そのハンカチに片桐くんは、何故か消毒液をつけだす。
「??」
「………南条先輩に、どこ口付けられた?」
「え?えと…ホッペ??」
私がそう言うと、片桐くんは消毒液がついたハンカチをホッペに擦り付けた。
「ひゃ…!?」
「……後は?」
「えと…あの、顎…とか?」



