「あ?」と言って、片桐くんは私に視線を向ける。 はう!?こ、怖いよぉ… 「えーと…その」 「……ちょっと来い」 「え?きゃっ!?」 いきなり来いと言われて、腕を思い切り引っ張られる。 そしてそのまま抵抗も出来ず、ただただ片桐くんに従って歩いて行く。 「か、片桐くん?」 「……ここ、座れ」 「え?あ、うん」 場所はデパートの屋上。 今はお昼時だからか、屋上には大人も子供も誰一人としていない。 そして片桐くんが言ったとおりに、屋上にあるベンチに座る。