「………ま、いいけど。これからどうすんのかは知らないけどさ、美羽ちゃん返してあげる」
そう言って南条先輩は私の背中をトンッと押して、片桐くんの胸元に私を押し付けた。
「ひゃう!?ご、ごめんなさい…」
「………別に」
片桐くんは不機嫌そうに、私をジッと見つめる。
う…何だか片桐くん、凄く怒ってるよお…
「じゃ、買い物もしっかりやったみたいだし。俺は帰ろうかな」
そう言って南条先輩は片桐くんが持っている荷物を奪い、トコトコと帰って行く。
「ったく、何しに来たんだあの人は…」
「あ、あの…っ」
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