【完】好きです片桐くん!!




「………ま、いいけど。これからどうすんのかは知らないけどさ、美羽ちゃん返してあげる」


そう言って南条先輩は私の背中をトンッと押して、片桐くんの胸元に私を押し付けた。


「ひゃう!?ご、ごめんなさい…」

「………別に」


片桐くんは不機嫌そうに、私をジッと見つめる。

う…何だか片桐くん、凄く怒ってるよお…


「じゃ、買い物もしっかりやったみたいだし。俺は帰ろうかな」


そう言って南条先輩は片桐くんが持っている荷物を奪い、トコトコと帰って行く。


「ったく、何しに来たんだあの人は…」

「あ、あの…っ」