片桐くんは機嫌が悪そうに、私をギッと睨む。 はう!こ、怖い… 「………あの、だから」 「橘が気にすることじゃないだろ。構うな」 「あ……っ」 片桐くんの言葉は、冷たく鋭いものに変わっていた。 あ、うう…っ 「でも、私は片桐くんが心配で…あの」 「だから、橘には関係ねえだろっ!!」 「っ!?」 片桐くんが怒鳴ったから、私はギュッと目をつぶった。 片桐…くん…。 「………やっぱり私は、片桐くんの…何の役にも立てないね」 「………」