「うん、分かった!!」
ニッコリと満面の笑顔でそう言って、私は片桐くんの部屋を後にした。
「よーっし…片桐くんの役に立てるよう、頑張るぞー!!」
そう意気込んで、いざお粥作り―――!!
「………橘、何してる?」
「へ?あ、片桐くん!?」
お粥を作ろうとしていたら、いきなり後ろから片桐くんに声をかけられた。
「何って、お粥を…」
「で、その…台所に出ている食材は?」
「あ、これ??」
私はテーブルの上に置かれている、お粥の中に入れるはずの食材を見た。
「これわね、まずは元気がつくようにネギでしょ?発汗作用があるから唐辛子。でも辛すぎるのはあれだからチョコレートを……」
「ああもう、いい。橘はいいから」
「ふぇ??」



