14怪談

「ありがとう・・。本当に嬉しいです。こんなに優しくされたのは初めてです。」


彼女の瞳に涙がたまる。



「でもごめんなさい・・・。私はもうあなたと一緒にいることは出来ません」



「なんでだよ! 僕にはその覚悟がある! 君をどんな形であれ幸せにして見せる!」



僕の気持ちの高ぶりを抑え切れず立ち上がる。




見下ろす彼女の瞳からは、




ポロポロ



ポロポロと。



拭い切れない程の涙が頬を伝う。