14怪談

突如体が傾き、床が顔に迫ってきた。


「!?」


自分の異変に気付き、抱えた赤ん坊を潰さないように何とか体を捻る。


どすんっと重みのある音を立てながら、僕は背中から倒れた。


「ははっ・・・限界か」



一酸化炭素中毒。


煙を吸い過ぎたようだ。



意識が朦朧と霞んでいく。