予定していたよりも 一日遅れた朝 空が 暁色に染まる頃 ゆっくりゆっくりと お日様のように 開いた花弁から 初めて外の世界に 覗かせた 小さな 小さな プリンセス。 花の上で 横たわったまま まだ羽の色も薄く か細い身体 けれど 生まれながらに持っている 光り輝く エネルギー。