あまのじゃくBaby★



その喋り方がなんだか色っぽくて、

耳にかかるアイツの吐息がなんだか熱くて、


あたしはますます顔を紅潮させた。




「言っただろ??
お前を惚れさせるって。」



そう言いながらも、解放されるあたしの腕。



何も、言い返せなかった。


アイツに、触れられた所が熱い。


胸がやけにうるさいのを感じる。



なにやってんだろ、あたし。


今は先輩といるのに…。


アイツなんかにドキドキして、


最低だ。