えっ…。 何が起こったのか、一瞬わからなかった。 わからなかった、というより、 信じられなかったって言った方が正しいのかもしれない。 『んっ。』 考える間も与えられず、降ってきたのはアイツとの3回目のキス。 『やっ。』 いつものアイツとは、なんかが違う。 長くて、 激しくて、 大人な、キス。 いやだと思ってるのに、受け入れてる自分がいて。 なんだか自分が自分じゃなくなったようだった。