アイツがらしくないのなんて知らない!! むしろ、嫌みとか言われなくって清々するわっ!! 気を取り直したあたしは、今度こそ真面目に授業を受けようと机に向き直った。 この時のあたしは知るはずもない。 この時から、 あたしとアイツの関係は、 少しずつ変化していったんだ――。