「上園…。お前、俺の授業中に寝るとはいい度胸だな。」

『すっスイマセン。』



あたしは余りの迫力に、思わずのけぞった。


なんかこの先生…、

この角度から見ると、ゴル〇さんみたいな顔してる…。


めっちゃいかつい。



…って、そんなこと考えてる場合じゃなくて!!!


ちゃんとお説教、聞かなくちゃ!!




「…まぁ、いい。」

『へっ??』



怒鳴られるのを覚悟していたあたしにとって、先生の言葉は拍子抜けだった。