「抱きしめてんのに…、 抵抗しないんだ??」 『今はいいの。』 「学校や学校の近くでのスキンシップは禁止じゃなかったわけ??」 そう言いつつも、アイツは腕を緩めることを知らない。 今だけは、特別。 場所なんか関係ない。 この腕の中にいたい。 『陵はあたしのものなんだよっ』って見せびらかしたい。 そうしなきゃ、不安に押しつぶされてしまいそうだから。