アイツは絶対気づいてるくせに、あたしの睨みを断固拒否。 きぃー!! ムカつくっ。 本当にたちが悪いんだからっ。 「じゃあ、俺、先いくね。」 センパイはあたしの大好きな爽やかな笑顔を見せると、この場から去っていった。 あぁっ!! あたしのセンパイとのラブラブタイムがっ!! センパイとはなかなか喋れる機会ないのにっ。 本っ当最悪ー。 「なるほどな。」 アイツが腕なんか組んじゃって、偉そうにボソッと呟く。