――もしも、アイツがいつものように、あたしにつきまとってきてたら。


あたしは自分の気持ちに気づかずに、

運命は変わっていたのかもしれない。



でも、アイツが春ちゃんと回っていたのは必然で、

きっと、あたしは自分の気持ちに気づく運命だったんだ。


だから、

あたしとアイツが付き合うのは、


神様のイタズラでもなく、

きっと、運命。


こうなる、

運命だったんだ――。