あたしとアイツがやっていたことを、
春ちゃんとアイツはやっていく。
あたしとアイツが共有していた時間を、
春ちゃんとアイツが過ごすんだ。
嫌!!
心のなかが叫んでいた。
なぜかは、あたしにだってわからない。
ただ心が拒否反応を起こしていて、
あたしはいても立ってもいられず、2人に声をかけた。
『じゃあ、もうあたし行くね!!』
急いで立ち上がる。
足がなんだかズキズキと痛んでいる気がした。
…きっとアイツが目の前にいたのに驚いて、痛みさえ感じるのを忘れていたんだ。
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