「舞ちゃんが陵くんと俺、学校の二大美男子と登下校しているのが、 アイツらは気に入らなかったんだ。」 いや、なんか先輩、 自分で自分のこと学校の二大美男子とか言っちゃってるし。 …まぁ、そんなこと言ってる場合じゃ今はないけど。 「それとさっきの。 どこが関係あるんです??」 思わず、息を呑んだ。 基本猫かぶりのアイツが、先輩を睨んでる。 よっぽど先輩の言いがかりが気に入らなかったらしい。 2人の間に、バチバチと火花がたっているように見えた。