『とりあえず保健室にいきましょう!!』 「いいよ。痛くないし。」 だめ!!! そんなのあたし的に許せないもん!! そうやって先輩をグイグイ引っ張っていた。 その時だった。 「舞!!!!」 吸い寄せられるように振り向いた。 そんなあたしの前に現れたのは、 柄にもなく息を切らしている、 アイツの姿。 「大丈夫か!?」 顔を真っ青にして近づいてくる。 もしかして…、心配してくれたの??