「みんなどいて!!」 突然のでかい声に、俺は視線を傾けた。 俺の机の周りにいた女を割って入ってきたのは…、 君島沙希。 確か同じクラスで、舞と仲がいい奴。 舞が俺のことを毛嫌いしているからか、君島も俺のことをあまりよく思ってないみたいだ。 そんな君島が話しかけてくるなんて…。 何かあったのか? 『そんなに慌ててどうしたの?? 君島さん。』 とりあえず、にっこりスマイルで声をかけてみる。 他の女子なら鼻血を出すところだが…、 さすが君島。 一切同様をみせない。