皆さん聞いてください

カレンはもうすぐ離れ離れになる。だから極力、僕に頼らないようにしていたのです。



僕は一緒の高校に行こうよと言いました。


カレンは、僕に迷惑がかかるからと、首を横にふりました。



彼女にとって腕のないことは、やはりコンプレックスだったのです。