過去にいじめられ、加害者側にまわった、いじめっ子達は大変驚いていました。



どんだけいじめても、不遜な態度を崩さなかったカレンが自らの過ちを認め、わざわざ頭を下げに来ているのです。
驚かないわけがありません。



「なっ・・・。そ、そんなこと今更言ったって許してやるかよ!」



彼らは体裁は取り繕って強気でいましたが、明らか動揺し、何かを感じているようでした。



事実、次の日からぱったりといじめはなくなりました。