その時だ。 倉庫のドアが凄い音を 立ててゆっくり開いた。 「警察だ!!大人しくしろ!!」 その声と共に、 大勢の警官が入ってきた。 「ちひろ!!」 「柚!!」 柚琉はちひろに駆け寄り、 ちひろの手を縛っていた紐を解く。