「皆、元気でね。」 「メール、するから。」 「いつでも連絡してこい。」 「また遊ぼう。」 皆が口々に別れの言葉を言う中、 柚琉は1人俯いて 黙ったままだった。 やっぱり、悲しい。 皆が気を利かせて、 2人きりにしてくれた。